かつての当たり前の『暮らし』

今から100年ほど前の時代、都市ではなく交通の便が悪い田舎の生活はほとんど自給自足に近い暮らしがありました。

自然の恵みを余すところなく享受し、また、その恵みを絶やさないような知恵を身につけていました。

布も大事に扱い無駄なく、使い切る暮らし方をしていました。

そのころの話を聞くと、みなさん今の暮らしの方が楽でいいと例外なく、先人たちはおっしゃいます。

本当に厳しい生活だったと想像できます。この100年で私達を取り囲むすべてのものが大幅に変化しました。

私たちが捨ててしまった生活、つまり、食べるものを作り、着る物を作り、生活に必要な道具も作って生活をするくらしかたを

取り戻してみたいと思うようになりました。

米と麦と大豆があれば味噌、醤油、みりん、酒、酢などの調味料もできます。

一つ一つ実験的に体験してみると思いの外おいしいものができるのです。そして楽しい時間と達成感も味わうことができました。

そんな暮らしを季節の移りと共に紹介していきたいとおもっています。


カモミール満開

カモミールがアプローチを香りの楽しい場所に変えてくれました。

奄美大島機

縁あって大島機が布衣風衣に到着し、組み立ててみました。

後日試織してみます。

野菜の苗

採りたて野菜を糠味噌で食べたくて野菜苗を購入しました。

キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、トウガラシなどこれからまだまだ品種を増やしていこうと思います。

キュウリとトマトはエンドウの支柱のところに、他は東側に植え付けました。

そして今日の庭先収穫物は絹サヤ、こごみ、小松菜とニンジンの赤ちゃんでした。

小さなしあわせ

庭先で四葉のクローバーを見つけました。

葉ができる初期の過程で踏まれたりして何らかの事故にあい、

本来3つに割れるところ4つに割れて四葉のクローバーができるものらしいのですが

見つけるとなぜか未来が明るくなる気がします。

初物の筍

お隣から今年初の筍をいただきました。

米糠で下ゆでし、とりあえずタケノコご飯にしてお味見していただこうとお隣に持参しました。

季節のものをいただくのは大変うれしいことでご近所 との物々交換はお金では買えない

ほっこり和やかな気持ちも交流できて幸せな気分です。

手作りマスク

マスク不足の折、手作りしようと思い立ち、手紡ぎの布で折るだけのマスクを作りました。

使ってみましたが別に息苦しいこともなく当面使用可能な事がわかりました。

市場では次々と売り場から商品が消えていく傾向にあるので手持ちのもので

代用できるものは工夫していきたいですね。

庭の山菜

庭先で収穫した春の山菜、

タラの芽は天ぷらに、-のびるは酢味噌合えに、山椒の葉は佃煮にします。

物置解体

昨年の台風で壊れてしまった物置を解体していると、偶然廃品回収の車が通りかかりました。

いいタイミングと声をかけると解体も手伝って鉄くずとしてすべて持って行ってくれました。

おかげですっきり、ラッキーでした。

ブログ更新

新型コロナウイルス感染拡大で教室は休講中ですが、

麦は順調に成長していて穂に勢いを感じ、元気をもらえます。

まだまだ続く干す作業

木綿の型染め、絣の着物、のれん、風呂敷等まだまだ天日干しの作業が続きます。

皆さんのおかげで仕事はどんどん進みますがなかなか終わりません。

麻の着物、のれん、股引、かやなども干しました。

皆で蚊帳をつり、中に入ってみました。

今年はバタバタしていて2番刈りもしないまま藍は花開いていました。

片付けに助っ人現る~

教室の皆さんに手伝っていただき、衣装ケースに入っていた資料を次々に干していきます。

湿っていたり、カビが生えていたり、相当量の雨が吹き込んだようです。

濡れてしまった品々を天日干し

5日も過ぎると綿は芽をだし、布にはカビが生えだしました。

そして、ちょっと遅れましたが今年も彼岸花が花開いています。

 

さ~て片付けなくては・・・

倒れた綿の木を1本1本起こし根元を固めて立たせてます。

ガラスの破片を片付け濡れた綿や糸を干しました。

ガラス片はダンボール箱4箱にもなりました。

台風15号上陸!

夜中に台風15号上陸し、通過。

今日は教室の日で布衣風衣に行きますが倒木の危険も予感し山道を避け、127号線で向かiいました。

しかし途中で車が水没していて通行止めになっていましたので、教室を休む旨をみんなに連絡し、山道で向かいました。

途中高圧線の鉄塔が倒れていて大勢の作業員の方々が働いているのを横目で見ながら台風の恐ろしさを実感しました。

布衣風衣を目の前にして小糸保育園の前の電柱が倒れて道をふさいでいました。迂回して何とか布衣風衣に到着。

西側の雨戸、ガラス戸、障子、すだれが庭に飛ばされ散乱しているのに驚き、中をのぞくと障子の紙は剥がされ

倒れていて家の中を風雨が通過し、建具が飛ばされたことをやっと理解できました。

玄関に回ってみると玄関の雨戸もガラス戸もありませんし、東側も同様ガラス戸は飛ばされていました。

最も驚いたのは2階の窓枠がなくなっていて、ぽっかり空いていることでした。

土間も2階も目茶目茶で家の中を風雨が吹き荒れたことは一目瞭然、天井のある部屋まで雨漏りしていました。

やっと綿の花が目立ち始めました!

例年より大幅に遅れてやっと花が目立つようになりました。

ただ、まだ1度も摘芯出来ないほど草丈が伸びていません。

えんじゅの花を採集、これも長梅雨の影響で大幅に遅れました。

藍の干し葉染め実験

干した藍の葉に苛性ソーダとハイドロサルファイトで抽出した染液で染めてみました。

すくもの藍染よりもぼやけた色合いに染まり圧倒的に色素が少ないの結果でしょうか?

それでも染め重ねて少しは藍色の近づけました。

こして染液を取った残りの葉を丸めて天日干し、せんべい状態にしました。

まだ色素がありそうで、これからの研究課題となりました。

藍1番刈り

梅雨の間雨が多かったため藍にとっては好条件で発育は良いようです。

葉をしごき天日に干します。

綿開花

待望の綿が開花しました。

草丈22㎝の綿の木に開いた花はなんと痛々しい姿でしょう。

大豆発芽

大豆は種蒔きから5日ほどで発芽しました。

しかし何者かに先をちょん切られてしまいました。

蒔きなおしをすると同時にポット植えも同時に行いました。

そして防鳥ネットを張って備えました。

後日そのネットに鳩が1羽かかっていて大豆を食べていたのは鳩だったのかと

推測しました。

綿畑除草と土寄せ

綿畑除草しながら間引きをします。

6月からの長雨と日照不足で綿が伸びません、長年綿を作っていますがこんなこと初めてです。

土寄せをして太陽を待ちわびます。

風通織り

風通織りは明治時代に全国的に流行った織り方で各地から指南書が出ています。

風通織り3パターンの綜絖通しに12パターンの踏み順により36通りの織り見本を作成

してみました。

二重織なので地は厚くしっかりした風合いです。

ジャガイモの収穫

ジャガイモの形は小さいもののまずまずの収穫、ありがたい事です。

藍は移植から1ヵ月経ち、分けつして株も葉も大きくなりました。

綿畑除草と間引き

種蒔きから1ヵ月以上たっているのに綿はちっとも成長しません。

大麦脱穀

少量なので脱穀機は使わず金網を通して脱穀をしました。

炒って麦茶にしました。以前自宅焙煎した麦茶の香りと味に感動したのに

今回それほど感じないのはなぜでしょうか?

これは来年の課題です。

麦刈り

麦が色づきいよいよ収穫、麦刈りをします。

麦の畝間に綿が芽を出していますがかつて大麦と綿は二毛作として植えられていました。

ブータンのお話会

ヤクランドの久保さんによるブータン染織の旅お話会が開催されました。

約30名が集まり、スライドをみながらのお話と片面縫い取り織りの体験など有意義な時間を過ごしました。

藍の移植

ジャガイモの隣に5,6本ずつ束ねて4列藍を移植しました。

綿発芽

綿が発芽し、大麦もふっくら実ってきました。

雀対策として防鳥ネットを張りました。

こんにゃく作り

こんにゃく芋をいただいたのでこんにゃくを作ろうと思います。

私はミキサーを利用するよりはおろした方が好みなので

芋をよく洗い、水の中にすりおろします。

しばらく置いてゼリー状になったら火にかけて30分位混ぜながら煮ます。

粗熱をとってから炭酸ソーダを加えよく混ぜます。

固まってきたら形を整えて30分位お湯で煮ます。

冷えるまでそのままおいて置き出来上がりです。

市販のものとは食感が違いおいしいですよ!

綿の種蒔き

例年通りの種蒔きですが今年は大麦の間に1列種を落としています。

この時期カモミールが花盛りです。

 

春野菜3種収穫

絹サヤ、スナックエンドウ、こごみ収穫

取りたての野菜は甘くておいしい!

ハヤトウリが日光を浴びて緑の芽が出てきました。

太陽の力なしでは光合成が成り立たないことを実感しました。

こんにゃく芋の植え付け

こんにゃく芋が手に入ったので植え付けをしました。

2年芋なので秋には手作りこんにゃくを楽しめそうです。

合わせて大ショウガも直売所で購入し植え付けました。

エンドウと大麦

エンドウの花がたくさん咲き、収穫が楽しみです。

また大麦が穂をだし、すっくと立っている姿に元気をもらいます。

そしてこの時期、時々キジのつがいが庭に遊びに来ます。

 

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関東タンポポ

30年前ここを畑として手に入れた時はそこら中に関東タンポポが咲いていました。

日本のタンポポを保護しようと西洋タンポポを引き抜いてきました。

でも西洋タンポポの勢いに負けていつしか関東タンポポは消えてしまいました。

ところが土手で咲いている関東タンポポを見つけました。

春のみ出会えるタンポポです。

ハヤトウリの発芽

発泡スチロールの箱に大事に保管していたハヤトウリが発芽していました。

日光を遮断された箱の中で全身真っ白です。

あわてて土に埋めました。

どうぞ生きていますように!青い葉が出てきますように!

ハヤトウリは寒さに強いようです。

昨年のように土間にそのままおいて置いた方がよかったみたいです。

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雹が降る!

にわかに暗くなりパラパラ音がするので外を見てビックリ!

豆粒大の雹が落ちてきました。

月曜教室の日だったのでみんなで大騒ぎとなりました。

君津でのこんな雹は初めての経験です。

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味噌作り

一昨日に仕込んでおいた米麹がうまいこと花が咲きました。

大豆を煮て、ミンサーで引き、麹と塩を混ぜてボールにして樽に詰めていきます。

去年同様表面を平らにして塩を振り、酒粕を敷き詰めました。

これで表面のカビは防ぐことができます。

じゃがいもの植え付け

1列は男爵、もう1列はインカのめざめを植え付けました。

米糠を元肥にしただけです。

そしていつもよりちょっと早めに藍の種蒔きをしました。

 

春が来た!

お隣の河津桜が咲きました。

我が家の大麦も元気に育っています。

青パパイヤ

青パパイヤをいただいたので早速皮をむいて切ってみると

なんとかわいらしい星型の空洞が現れました。

薄切りにしてサラダに、少し厚めに切ってツナと炒め物にしました。

くせのない美味しい野菜でした。

第2弾!椎茸が出てきました。

今、庭には大根しかありませんが、菌を埋め込んだ原木にまた椎茸が出てきました。

それに自然に生えてきた菜花が食卓にのります。

庭をひと回りして食材を手に出来るのは何ともうれしいことです。

色とりどりのマフラー

教室のメンバーが手紡ぎ糸を色とりどりに染めてマフラーを数点織ってきました。

藍、えんじゅ、茜、コチニール、ベニバナなどを染材として染めた

春らしい、うきうきする色合いでした。

二重織

スラブ糸で二重織をし、物差し入れを作りました。

両脇が空いて筒状になっているので長い物をさしておく収納布です。

麦踏

麦踏は冬の一番寒いころ行います。

霜柱などで浮き上った土を押さえ、しっかり土に根を張らせ、

麦の成長を促進する効果があります。

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節分

此の地区では節分の日にどんと焼きをして、お正月のお飾りなどを燃す行事があります。

また、個々に家々で燃してその灰を家屋の四隅に置く風習もあります。

布衣風衣でもそれに習う事にしました。

竹筬の編み直し№2

前回の編み直しの筬はグニャグニャしていたので

芯を竹を薄く裂いたものに替えて再挑戦しました。

前回同様、筬羽を掃除してから編み始めました。

火鉢

布衣風衣では寒くなると土間に胴長の火鉢を置き、炭で暖を取ります。

炭は近所で焼いているところから購入します。

火花が激しく舞いますので水洗いし、のこぎりで切って使用しています。

手をかざしただけで体も温まる気がしてみんな火のそばに集まります。

竹筬の編み直し

壊れた地機用の筬があったので分解してみました。

すると芯に使っていた麻の紐が再利用できそうなので編み直してみる気になりました。

まずは全部解いて竹の羽を1枚ずつ拭いて汚れを落とし、菜種油で拭きます。

奇麗にした筬羽をタコ糸で編んでいきます。

寄贈された機の組み立て

去年寄贈された機を組み立てました。

十日町の機屋さんが趣味の人用に設計された機の様でした。

2019年、年明けです!

教室の仲間が糸紡ぎで失敗した糸くずを利用し、お供えを作ってくれました。

また、12月12日に種蒔きした大麦はやっと芽が出てきました。

うふふ・・これで夏の麦茶は期待できるかも・・・

お飾り作り

玄関用に2個、荒神様用に2個、外の水道用に輪飾りを4個作りました。

玄関用には12か月を表す藁を巻き、うらじろ、ユズリハ、橙を添えて作ります。

今年は16人の紡ぎ人展を開催し、忙しく過ごしました。

カタログを編集して、印刷を発注し、2018年も終わろうとしています。

来年は畑仕事にもう少し時間をかけようかなと思っています。

綿畑の整理

綿の木を燃して畑の整理をしています。

十分乾燥している綿の木はめらめらと短時間で燃えてしまいます。

キュウイフルーツの収穫

今年はなかなか霜が降りなかったため、収穫も遅くなってしまいました。

先人からの贈り物

曾祖母様が残された遺物の絹糸を寄贈いただきました。

大きなダンボールに引いた細い生糸やキビソ、染めたいとや絣糸も少し混ざっていて

古い糸特有の臭いがしました。

弱くなっていて、糸としては使えないものもありました。

とりあえず、太めの糸やキビソを各自持ち帰り織ってみようという事になりました。

大豆の収穫

昨年同様あまりいい出来ではなく、収穫量も少なくて残念でした。

干してあった大豆を叩いて豆を取出し、量ってみると約6㎏、味噌つくりには2㎏ほど足りないな~。

ハヤトウリ収穫

去年も一昨年も失敗し、育たなかったハヤトウリが実をつけてくれました。

本当に三度目の正直です。

「16人の紡ぎ人展」開催中

連日大勢の方々がお見えになり、感謝です。

手紡ぎ展まであと1ヵ月

手紡ぎ展が近づき、織り上がった布がボチボチ持ち込まれるようになりました。

どんな展示にしようかと楽しみでもあります。

秋の長雨

彼岸花が16日に開花し、今年は早いと思っていたけどやはり満開は彼岸に入った頃。

本当にお彼岸に咲きますね。

また、キンモクセイも香りを振りまいて秋本番を知らせてくれます。

ただ、この長雨で綿は笑むのを忘れ、しょんぼりしています。

秋晴れが恋しいこの頃です。

野菜の収穫

最近は曇りや雨の日が多く、綿の収穫はほんの手のひらに乗る程度、

本来は最盛期のはずが全くの当て外れになっています。

それに対し、あまり手入れをしていないのに野菜が豊作。これはありがたいことです。

ブログ再開

パソコンが修理を終えて帰ってきました。

たいへんご迷惑を掛けましたがメールの送受信ができます。

そしてお知らせがあります。

10月25日(木)~31日(水)

布衣風衣にて「16人の紡ぎ人展」を開催します。

江戸時代の幟も展示しますのでどうぞお越しください。


綿の収穫

今年は梅雨明けが早く、しかも晴れて猛暑が続いたので

綿にとっては好条件だったのでしょう。

8月中にこんなに多く収穫できたのは初めてです。

22,23、24,25,27,28,30,31日に収穫した綿の写真をのせてみました。

二つに分かれてあるのは少ない方が庭で収穫したものです。

綿が笑みました!

暫くぶりに畑に行ってみるとコットンボールがはじけて

綿がふっくら笑んでいました。

うれしい初摘みです。

 

大変です!メール確認できませ~ん!

実はパソコンが故障してしまい、修理に出しています。

そこでメールをチェックできません、ここしばらくはご連絡できませんので

ご了承いただきたいと思います。

台風対策

先日、布衣風衣を建ててくれた棟梁がひょっこり立ち寄ってくれました。

春1番や台風の強風の度にガラスが割れ、困っていたので

これ幸いに玄関に板戸を設置する工事を頼みました。

これで一安心です。

たんばのり

布衣風衣のメンバーが海藻のりを海に入って採集してくれました。

これはたんばのりという海藻でふのり同様に糊付けに使用します。

テングサと同じで水を掛けながら天日干しをして色素を抜きます。

今回は1週間かけて乾燥させました。

綿畑にお客様

畑にはカラス、キジ、猿などの野生動物が現れていますが今回はどなたでしょうか?

糞の置き土産がありました。ウサギかもしれません。

昨年は麦蒔きが遅くなり、貧弱な麦ですが鳥たちはそれでも容赦なくついばみます。

これでは種も採れません。

山椒の実

山椒の実が今年もたくさんつきました。

糠床に入れたり、佃煮にしたりします。

今年はドライにして山椒の粉作りも手掛けてみようと思っています。

ドクダミの花が咲きました!

例年通り茎ごと刈り取り、ドライにしてローション作りです。

お茶にするのもいいかなぁ~

綿が発芽

綿が順調に芽をだしました。

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藍を移植

藍の苗の成長も早く、いつもより早く移植が出来ました。

苗は4~5本ずつ、まとめて70㎝位間を空けて移植していきます。

庭に28株、畑に100株を移植しました。

綿の種蒔き

今年はモクレンと桜が同時期に咲くという今までに見られないような事が起こり

例年より暖かい日が続きました。

綿の種蒔きもいつもより2、3日早い5月1日にしてみました。

手紡ぎ糸の染色

紡いだ糸を藍、えんじゅ、ヤマモモ、コチニールなどで

染めてみました。

カモミールティー

アプローチにカモミールが咲いています。

毎年、こぼれた種で咲いてくれます。かわいい花と香りは春の楽しみの一つです。

お茶にしますが生を用いるのが我が家流でドライよりもほのかな香りです。

こごみを収穫

我が家の庭にこごみが芽吹きました。

くせのない山菜で湯がいておひたしなどにしますが

ちょっとぬるっとして美味しいです。

ヤマモモを剪定

剪定したヤマモモの皮をはぎ、煮だして染液を作り、染色しました。

たいへんご無沙汰しました!

活動を中止していたわけではなく、秋に手紡ぎ展を開催することになり

その作業に追われ、ついついブログの更新は先送りになってしまいました。

教室の皆さんと共に紡いでいます。

ぜんまい織

ぜんまいは早春に芽を出すので暖かい綿毛に包まれて地上に出てきます。

やがて成長し、暖かい春の日ざしが続くころになると綿毛の外套は脱ぎ捨てます。

山菜取りの人間に摘み取られたぜんまいは煮て揉まれ、乾燥されて食料になります。

煮る前に脱ぎ捨てられた外套の綿毛は丁寧に取り除かれますがその綿毛を利用します。

ぜんまい綿は毛足が短いので綿や真綿と合わせて糸にします。

ぜんまい綿には油分が含まれていて防水作用があります。

赤蕪

今年も赤蕪が届き、塩漬けや酢漬けにします。

切り方も輪切りにしたり、拍子木切や、サンド型にしたりしますがそれぞれ食感が違います。

1㎝くらいの厚さに輪切りし、更に切り込みを入れて物を挟めるようにして塩漬けにしました。

これにツル首カボチャを輪切りにして蒸したものを挟むときれいな色合いになり好評でした。

干柿完成

以前丸ごと皮をむいて干し柿にしてみると、水分が抜けずカビが生えて失敗したことがありました。

その教訓から4つに割って干してみると今回は上出来です。

1個が小さいので水分が抜け過ぎ表面が硬くなってしまいましたが甘さは満足のいくものでした。

白幡神社のはたおり神事

千葉県山武市白幡の白幡神社において、おはた織りの神事が行われました。

3日間に渡り、麻を裂いて、撚りをかけ、織って布にして奉納する神事です。

今年は3日目のはた織りの日に立ち会うことになりました。

奉納後は氏子の男性たちによるご接待を織姫さん方は受けることになります。

その献立は古来から伝わる物とお聞きしました。

台風の置き土産

まだ木に残っていた柿も強風に耐えられずほとんど落果してしまいました。

そこで、柔らかいものはジャムにし、硬いものは皮をむいて干し柿にしてみました。

ジャムは柿だけを煮詰めたものです、色は抜けて橙色から黄色に変化しました。

干し柿は十文字に四等分し、竹串にさして縄に吊るし軒下にかけました。

なぜ四等分に切ったかというと以前丸ごとの干し柿を作ってみましたが温かい当地では

なかなか乾かず、失敗した経験があるからです。

台風21号上陸

22日から23日にかけての台風21号の爪痕は布衣風衣にとっても痛いものでした。

台風に備えて月曜教室は休みとし、玄関などの戸には板をはめ込みました。

しかし、強風にはかなわず、24日来てみると

玄関の戸は2枚とも倒れてガラスは2枚割れていました。

2階の窓ガラスも1枚破裂するような割れ方で粉々になって遠くまで飛んでいたり、

梁に突き出さっている破片もありました。

物置の天井も飛ばされてなくなっていました。

まあ不幸中の幸いは雨が弱かったのでしょうか、水の被害はなかったことです。

すぐガラス屋さんが来てくれたのでもとに納まりました。

支柱が倒れたり,ムクナ豆は葉がなくなったりしていましたが

綿の木がそれほど倒れてなかったのは不思議でした。

続く雨模様

綿は全く収穫できません。雨が続きコットンボールにカビが発生しています。

雨の合間をぬって柿を収穫しました。

このところの天候不順で畑の作物は収穫を望めませんが

かぼちゃと柿は大豊作となりました。

柿が色づきました!

我が家の柿はハチヤ柿と言って渋柿です。

完熟するとトロトロになり半分に切ってスプーンですくって食べますがゼリーのような食感です。

赤いものを選んで収穫したり、枝ごと切って秋の味覚を壺に生けてみました。

藍の3番刈り

久しぶりの快晴に恵まれ藍を刈りました。

時間がないため、茎ごと干しています。

1番、2番は茎をしごいて葉のみを乾燥させていました。

茎にはほとんど色素が含まれていないからです。

コブナ草

コブナ草は原野に多い一年草で八丈島では灰汁媒染で黄色に染めている染料です。

我が家の畑の一部に自生していて、金曜教室のメンバーが利用したいというので採集しました。

すぐ利用できない場合は天日で乾燥させておきます。

白かぼちゃ収穫

7月はカラカラ天気で8月は3週間も雨続き、この雨がカボチャにはよかったらしく勢いよく成長し、

アプローチまで覆ってしまいました。

花もたくさん咲いていましたが受粉を手伝うこともなくほおっておきました。

通行止めになっているアプローチをそろそろ整理しようと収穫に取りかかるとごろごろ実ってました。

このかぼちゃはやさしい甘味の地元の白かぼちゃでスープやプリンに合います。

綿の収穫

綿は最盛期を過ぎて収穫量は減ってきました。

9月24日から10月2日までの収穫です。

シソの実

シソに花が咲き実ができる時期になりました。

花は下から咲いていきますがてっぺんに花が残っているくらいに実を摘むとよいといわれています。

それを塩漬けにしてから、梅酢につけ込むと1年持ちお汁粉を食べる時にちょっと添えたりしています。

沢山取れますから今年はふりかけを作ってみました。

1晩水に浸けてあく抜きをし、1度湯でこぼしてからシラスと唐辛子を入れて煮たものです。

プチプチした食感が楽しいふりかけです。

シソの実を摘んでいる月曜クラスの面々が着ているブラウスはそれぞれが織った布です。

ごぼうの種

ごぼうの種をいただきました。イガイガを振ってみると黒い種がパラパラ落ちてきました。

それを蒔いてみましたがこの先冬に向かっていくのに成長できるのでしょうか?

見守っていきます。

のらぼう菜は己生えで育っているのでこれまた菜花で食べられるよう願って見守っていこうと思っています。

その他に大根、聖護院大根など冬野菜を蒔きました。

リネンのもじり織り

地機でのもじり織りが織り上がりました。透けてみえる布なので重ねて壁にかけて眺めています。

もじり織りを高機で織ると機に無理な負担がかかったり織り手としても開口を気にしながら織ります。

地機の場合は平織と同様に織れるので最近はもっぱら地機を利用しています。

鶴首かぼちゃ

畑に大根などの冬野菜の種蒔きをしたいので草で覆われたかぼちゃを収穫し、畑を空けることにしました。

草の中からツル首かぼちゃがごろごろ出てきました。

ツル首かぼちゃは膨らんだ場所に種が入っていますが長い首の部分は実だけなのでカボチャとしては珍しい形状です。

試しに厚さ1㎝位に切ってオリーブオイルで弱火で焼き、マヨネーズと葉唐辛子の佃煮をのせてみました。

これからはこのかぼちゃと仲良くし、美味しいメニューを探っていきたいと思っています。

ラッキョウの植え付け

今年はワケギが元気に育っていてありがたい気持ちになります。

きっと直売所で買った種が良かったせいでしょう。

これに気を良くしてラッキョウも植え付けてみました。

台風18号上陸

台風一過の秋晴れになりました。

台風18号は強風と共にやってきていたので心配しながら布衣風衣に来てみると建物には幸いにも被害がありませんでした。

畑では支柱や綿、モロヘイヤなどは倒れていましたがいつもの台風並みで想定内の事です。

支柱は起こしたり、必要ないものは取り外したりし、綿はいつも通り起こしてまわりました。

梨のパイ

梨を求めて梨園に行ったら、ジャム用の梨があるけど持って行くかい?と声をかけていただきました。

喜んで持ち帰り煮てみてビックリ!水分も糖分もたくさん出てきました。

砂糖は一切入れていないのに十分甘いのです。

果肉はそのままでもヨーグルトと食べてもパイ生地で包んで焼いても美味しいのです。

汁はジュースとして十分の甘さで、梨を煮る発想はなかったので新しい発見でした。

パイを梨園にお持ちしたらとても喜んでいただき、うれしい交流でした。

秋が駆け足でやってきた!

秋のお彼岸の頃、丁度花開く彼岸花は去年は12日に咲き、

早いと思っていたのですが今年ももう咲きました。

沈丁花は香りを放ち、葛もまた花をつけています。

直売所には栗が出始め秋真っ只中です。

杉の伐採

布衣風衣の南側は田んぼでその向こうに水路が流れ、その先は一段と高く土手のようになっていています。

そこには杉の木や雑木が立っていましたがその杉の木を伐採されてしまいました。

明るくなったけど南風の風あたりが強くなりそうで心配です。

見通しが良くなり走る車の屋根を確認できるほどです。という事は向こう側からもこちらが見えるという事になります。

杉の木の向こう側は田んぼが広がっていて、田んぼ側から布衣風衣方向を見ると杉の木がありました。

視界はそこで遮断されていたのですが今は布衣風衣が丸見えです。

自然の中にたたずんでいる感がちょっとうすれて残念かな~!

自己満足

庭の西側はメヒシバなどの雑草が野菜の背丈ほどに伸びていたのを除草すると大豆が花をつけて現れました。

草の中にキュウリも見つけ、さっそく昼の食卓に並べました。

昼ごはんはそうめんと薬味としてトロトロにしたモロヘイヤとミョウガ。

ウリの鉄砲漬けとナス、キュウリ、ミョウガの即席漬け。湯がいた四角豆とトマト。

全部採れたてを並べられたことに自己満足。

こんな日が続いたらまさに自給自足になるのですが・・・

取り蒔き

畑の片隅で白い小さな花を咲かせていたニンジンは種になっていました。

茶色になって枯れた状態の花を手でもむと黒い小さな種が現れました。

それを試しに直播をしてみました。

これで芽が出てニンジンになったらこれほど楽な収穫はありません。